「琉球人遺骨返還等を求める琉球民族による遺骨返還の訴えを斥けた大阪高裁判決について積極的に上告しないとの決断をした理由に関する控訴人ら弁護団声明」                   「琉球人遺骨返還等を求める琉球民族による遺骨返還の訴えを斥けた大阪高裁判決について積極的に上告しないとの決断をした理由に関する原告団声明」

Shimin Gaikou Centre

5日  · 

ラポロアイヌネイションの差間正樹さん、国連先住民族の権利に関する専門家機構(議題8 伝統的な経済活動、特に漁業)でアイヌ民族の伝統的なサケ漁のについて声明を読みました。明治政府による禁止とそれが引き起こした飢えやコタンの崩壊、2020年に日本政府を相手取った訴訟について、現状は権利宣言の20条、25条、26条に反していると訴えました。

「米軍は国連宣言の順守を」 宜野湾ちゅら水会、国連でPFAS汚染の解決を訴え声明

2023年7月20日 05:00

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沖縄のPFAS汚染についてステートメントを読み上げる宜野湾ちゅら水の照屋正史さん。会場のモニターには多言語で発言の内容が映し出された=18日、スイス・ジュネーブ(宜野湾ちゅら水会提供)


 スイス・ジュネーブで開かれている国連の先住民族に関する専門家機構(EMRIP)の会合2日目の18日、沖縄から参加している「宜野湾ちゅら水会」の照屋正史さんが、沖縄の米軍基地から派生する有機フッ素化合物(PFAS)汚染の解決を求めて声明文を読み上げた。

 声明文は、県内の多くの基地周辺で高濃度PFASが検出され、県による汚染源特定の立ち入り調査が米軍に拒否されていることを報告した。環境に関する日米合意では、在日米軍の施設利用で発生した可能性のある汚染が「地元のイニシアチブで解決されるもの」とするほか、国連宣言では先住民の権利を守るための条約や協定を順守することを明記している(第37条)。これらを踏まえ、照屋さんは「在沖米軍は国連宣言を順守すべきだ」と訴えた。

 会合では、照屋さんの発言順よりも前に日本政府の担当者が発言し「PFASの問題は日米の関係機関と協力して取り組んでいる」と述べた。
 (慶田城七瀬)

Shimin Gaikou Centre

6日  · 

ラポロアイヌネイションの差間正樹さん、第16会期の国連先住民族の権利に関する専門家機構で声明を読みました。開発の権利に関する専門家機構との協力に関する議題で、サケ漁の権利に関する裁判のこと、十勝川へのサケの遡上や、資源権の管理について先住民族が参加できるようにすることを求めています。市民外交センターとの共同声明です。

Shimin Gaikou Centre

6日  · 

関根摩耶さん、国連先住民族の権利に関する専門家機構で、先住民族言語について、琉球とアイヌが自らプログラム作成段階から参加できるよう、発言しました。琉球独立学会と市民外交センターの共同声明です。

Shimin Gaikou Centre

6日  · 

市民外交センターの永井と木村が、月曜日から国連先住民族権利に関する専門家機構に参加中です。ラポロアイヌネイションの差間正樹さん、Rehe Isamの八重樫志仁さん、関根摩耶さんの参加と声明発表をサポートします。琉球独立学会、ちゅら水会のみなさんも参加されています

Shimin Gaikou Centre

6日  · 

Rehe Isamの八重樫志仁さん、第16会期国連先住民族の権利に関する専門家機構で、アイヌ施策推進法に言及し、先住民族の権利を認めること、5年のレビューの際には国連権利宣言を念頭に置いた評価を行って改善すること、EMRIPの訪問を推進することを発言しました。

昨日、龍谷大学で行われたコルウェルさんの研究会には、科研費メンバー以外に、オックスフォード大学、上海交通大学、京都大学、龍谷大学などの研究者も参加してくださいました。松島泰勝も米国における遺骨、文化財の返還の最新動向、返還をめぐるネィティブアメリカンの思いや活動、コルウェルさん自身による遺骨返還活動の動機や背景などについて質問し、学び、刺激を受けました!

今日の午後、龍谷大学深草校舎で、先住民族遺骨返還運動の活動家であり研究者でもあるコルウェルさんの研究会があります。松島泰勝は三年前にコルウェルさんの本を読みましたが、遺骨返還の国際的な潮流、その社会的精神的背景、返還の事例や方法等から学びたいと思います。

遺骨返還「被害者の目線で語る」 学術活動が人種差別や植民地主義を助長した歴史再考 那覇で国際シンポジウム 沖縄

2023年7月11日 12:26

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 戦前の研究者が沖縄などから持ち出した遺骨の返還などを求める「ニライ・カナイぬ会」などが9日、県立博物館・美術館講堂で国際シンポジウム「まじゅん、語やびら!!」を開催した。同会共同代表と国内大学教授らに加え、先住民の遺骨などの返還を求めてきたハワイの運動家やアメリカ本国の研究者が登壇し、世界の遺骨返還問題と脱植民地化をテーマに議論を交わした。


遺骨返還問題について会場からの質問に答える登壇者ら=9日午後、那覇市おもろまちの県立博物館・美術館講堂


 登壇者は形質人類学などの学術活動が人種差別や植民地主義を歴史的に助長してきたという視点を繰り返し強調した。

 約30年間、ハワイ先住民の遺骨や副葬品などの返還運動に携わってきた、エドワード・ハレアロハ・アヤウさんは「同意なく骨を取ることは窃盗と同じ。不正義については必ず被害者の目線に立って語らなければならない」と当事者性の尊重を求めた。

 カリフォルニア大学で生物考古学を研究する、サブリナ・アガルワルさんは「20世紀の大学では病理学の授業のために先住民の遺骨が管理された。分類すれば学術研究はしやすくなるが、人間をモノにしてしまう」と科学と支配権力の歴史的な結びつきを批判した。

 シンポジウム終盤には来場者から複数の声が寄せられた。沖縄戦遺骨収集ボランティア「ガマフヤー」の具志堅隆松さんは、2019年に台湾大学から県教育委員会に移管された遺骨について「元あった墓に返すのではなく、博物館に入れられるのではないか」との懸念を示した。これに対し、登壇者でコロラド大のチップ・コルウェル准教授は「政府や博物館がさまざまなコミュニティーの合意を得ることが重要」と応えた。

百按司墓での祭祀では租慶さんが祭主をして下さいました。租慶さんは、松島泰勝の父親が働いていた沖縄気象台の元同僚であり、父ともども大変お世話になっています。

昨日夕方、県庁記者クラブで記者会見をし、アメリカ人類学会の皆さん、アヤウさんが琉球におけるシンポ、フィールドワークなどで考えたこと、今後の予定などについて話しました。明日、アヤウさんは東大に行き、カナカマオリの遺骨返還に関して東大教授と面会しますが、松島泰勝は同じ先住民族の仲間として、ハワイへのご遺骨の返還が実現することを強く願っています。

松島泰勝も研究分担者として参加している科研費基盤研究Aの代表の太田さん、そして他の研究分担者の池田さん、瀬口さん、辻さん、加藤さん、北原さんに、シンポ、フィールドワークなどで大変お世話になりました。アメリカ人類学会、アヤウさん、琉球民族の仲間たちとの人間的、学問的関係性をさらに深め、琉球の脱植民地化をさらに進めることができました。心より感謝申し上げます。

百按司墓では、20人近い参加者がヒラウコーをささげて手を合わしました。松島泰勝も心を込めて、京大訴訟控訴審、那覇地裁の情報公開請求訴訟の勝利と、ご遺骨のもとの墓への帰還を祈りました。遺骨返還は私たち子孫の責任だと思います。

昨日の先住民族、アフリカンアメリカン、インド人の遺骨の盗掘、商品化等の問題、返還運動に関するシンポに、会場には総計100人近くの方々、zoomには30人近い方々が参加して下さいました。松島泰勝は主催者の一人として登壇者の皆様、来場者の皆様に心よりお礼申し上げます。来年発行される、アメリカ人類学会研究倫理委員会の報告書に、琉球民族の遺骨返還による尊厳回復について記載される予定です。

2023年7月5日14時半より開廷された、大阪高裁控訴審の報告集会の模様です。100名近い方々が参加してくださいました。法廷では、金城實さんが意見陳述をされました。四回にわたる進行協議の過程、京大が公開した26体の琉球人遺骨の写真について丹羽弁護団長から説明がありました。8月23日は控訴審の結審になります。どうぞ皆様、傍聴支援のほど、よろしくお願いします。

昨日午後は、アメリカ人類学会研究倫理委員会の皆さんが琉球民族に対して、遺骨盗掘の事実関係、遺骨返還運動の背景、遺骨研究と倫理との関係、先祖の遺骨への思いと人類学者への怒りなどについて聞き取りをしました。松島泰勝も当事者として意見を述べました。今、アメリカ人類学会は、世界の先住民族の遺骨研究と倫理との関係について調査を行い、来年、報告書を出します。日本人類学会は、このインタビュー調査を拒絶しました。

7月9日のシンポ登壇者、関係者で国際通りにある琉球レストランVIPルームで食事会をしました。それぞれが自己紹介をし、意見交換をし、楽しく食べました♪

今日午前中に、沖縄県立埋蔵文化財研究センターに行き、琉球の歴史をセンターの学芸員から説明を聞き、センター横の歩道で祭祀を行いました。松島泰勝は沖縄県教育委員会に事前に琉球民族遺骨の実見、遺骨所蔵庫前での祭祀を求めましたが、いずれも拒否されました。米国ではあり得ないことだそうです。

深沢一夫

7月6日 20:01  · 

7月5日、大阪高等裁判所202法廷にて、琉球遺骨返還請求訴訟控訴審の第四回弁論が開かれ、あいにくの雨模様にも拘らず約80人が傍聴しました。

今回は原告の一人、金城実さんが陳述。金城さんが立って陳述しようとすると、裁判長が「座ってもいいですよ」と声をかけると金城さんは「立たないと元気が出ないから」と応じ、廷内爆笑。金城さんは「残念なのは当事者の京大が出廷しなかったこと。裁判所を侮辱している!」と京大側代理人を一喝、「遺骨を入れる骨壺のことを“ティーダ”(太陽)と言う。京大が提出した遺骨の写真には骨壺が無いが、“ティーダ”はどこに消えたのか?」と問いかけた。「京都大学の遺骨の扱いは酷い、絶句するばかり。ごみ扱いも同然。まさに生きた証としてのマブイは抜き取られ、海辺に打ち上げられた珊瑚の欠片のようだ。」(裁判所に提出された金城さんの陳述書)金城さんは陳述の最後に、「現在、ロシア・ウクライナ問題を奇貨として日本政府が『台湾有事』を煽り、辺野古新基地建設や陸自ミサイル部隊配備を強行していることについて、沖縄戦を記憶している琉球人の心情、再び沖縄が戦場にされるのか!という深刻な想いを受け止めて頂きたい」と締め括りました。金城さんの、琉球の独自の死生観を踏まえた一言一言に、3人の裁判官は頷きながら熱心に耳を傾けているように見えました。

金城さんの陳述後に、主任弁護人の丹羽雅雄弁護士から、本年2月9日の第3回口頭弁論後に、進行協議を4回も重ねるという異例の展開をたどった経緯について、説明がありました。第4回口頭弁論期日が7月までずれ込んだ原因は、保管されている遺骨の状況を確認したいという大島裁判長の意向を頑なに拒んだ京大の姿勢にあります。

最後に裁判長が次回(8月23日(水)14時半)で結審することを宣し、30分ほどで閉廷。

閉廷後に、傍聴席から「裁判所の権限で京大に行って遺骨の保管状況を確認しないのですか?」と裁判長に質問が飛ぶと、大島眞一裁判長は「京大から写真などが提出されたので」と応答。傍聴席からの拍手や掛け声を制止することもせず、傍聴者からの質問にも耳を傾け、答えるという裁判長の異例の対応には、傍聴席から驚き、感心する声しきりでした。

15時過ぎから弁護士会館12階の大会議室で開かれた報告集会では、丹羽雅雄主任弁護士からの報告も含めて弁護団(定岡由紀子さん、李承現さん、普門大輔さん)と原告(団長の松島泰勝さん、亀谷正子さん、玉城毅さん、金城実さん)全員が発言。質疑討論では、「法廷内の闘いでは京大を追い詰めている」「遺骨をモノとして扱い、出廷もしない京大の差別的態度を変えるまで闘いは続く」「再びの沖縄戦を許さない反戦闘争と結合して闘いを」など活発な意見が出され、最後に丹羽弁護士からは「弁護団一同、最終弁論に全力を注ぐ」旨の決意表明があり、16時半散開しました。

松尾 和子

7月6日 0:03  · 

7月5日(水)午後2時30分~3時ごろ、『琉球遺骨返還請求訴訟』控訴審・大阪高裁(第6民事部:大島眞一裁判長)202号法廷で、第4回口頭弁論がありました。

(てつ記)

梅雨空の下でしたが、原告の松島泰勝さん・亀谷正子さん・玉城毅さん・金城実さん、弁護団の丹羽雅雄さん・定岡由紀子さん・李承現さん・普門大輔さん、そして傍聴席は司法記者数名を含めてほぼ満席の法廷でした。

冒頭、裁判長は、「左陪席裁判官の交代にともない、『弁論更新』の手続きを確認します。」と述べ、控訴人側「第4準備書面」と被控訴人側「準備書面(2)(3)」などを陳述扱いとしました。つづいて、控訴人側:代理人・丹羽弁護士が「金城実さんの意見陳述と、『第4準備書面』の内容およびこの間の経過についての5分程度の陳述を求めます。」と述べられました。

金城実さんは、裁判官席に向かい、被告席に相対し、傍聴席をふり返る余裕を見せながら、圧倒的なウチナー節!・・・・・・琉球の死生観を説きつつ、京都大学のエセ「人類学」を指弾されました。締めくくりには、「今現在、ロシア・ウクライナ問題を奇貨として日本政府が『台湾有事』を煽り、米軍『辺野古新基地建設』強行や日本軍『ミサイル基地』設営などしていることについて、沖縄戦を経験・記憶している琉球人の心情=『再び沖縄が戦場にされるのか!』という深刻な想い=を受け止めて頂きたい」との趣旨を、訴えられました。

 裁判報告集会は、午後3時12分~4時25分ごろ、大阪弁護士会館1203号室の「大会議場」で行われ、弁護団・原告団の一人一人がお話し下さいました。参加者約10人が、質問・意見・感想などを発言され、控訴審結審を見据えて、さらに闘いを切り拓いて行く必要を提起されました。

 訴訟の次回期日は、8月23日(水)午後2時30分、大阪高裁202号法廷です。

これで「結審」となる予定ですので、原告・弁護団は「最終意見陳述」に注力されます。

 どうぞ皆さま、戦争局面の時代に「ウチナーのご遺骨が申される声」を、しっかりと聞き受けて、平和を築いてまいりましょう。

今日、大阪高裁での口頭弁論で金城さんが、琉球の生死観を踏まえた、力強く、感動的な意見陳述をしました。その後、報告集会をしましたが、100名近の方が参加し、原告、弁護団、支援者が裁判に関するそれぞれの熱い思いを語りあいました。松島泰勝は原告団長として、ともに学知の帝国主義と闘っている皆さんから力を得ることができ、心より感謝申し上げます!

松島泰勝も数年前に何回か、琉球民族の仲間たちと、同墓地を訪問し、祭祀を行いました。玉城知事も手を合わせて下さり、ご先祖のマブイも喜んでいると思います。

Eric Wada

7月4日 18:59  · 

Lā Kūʻokoʻa is Independence Day in Hawaiʻi, not July 4. The illegal overthrow of the Hawaiian Kingdom negates Doleʻs July 4th declaration of the “ Republic of Hawaiʻi”, and everything else that has come after without the consent of the Hawaiian people. E ola mau ka lāhui Hawaiʻi!

1997年に二風谷ダム訴訟判決が出された札幌地裁です。判決文の中で初めてアイヌ民族は先住民族として認定されました。松島泰勝は同訴訟でのアイヌ民族の闘いに力をえて、琉球先住民族として初めて国連先住民作業部会に参加しました。今、大阪高裁、那覇地裁で、今度は自分達が原告になって先住民族の先住権回復を目指して闘っています。

松島泰勝は北原さんに北大内の歴史的遺物の説明を受けました。心より感謝します。大学内の、政治的、歴史的遺物をアイヌ語で翻訳するときの、主体的な翻訳の工夫についてのお話が心に残りました。

今日、松島泰勝はアメリカ人類学会と科研費研究会のメンバーと、ウポポイ、慰霊施設を見学し、アイヌ民族の舞踊、唄、ムックリ演奏を鑑賞しました。ウポポイ訪問は半年ぶりですが、多くのことを知り、感じ、考えました。

今日の午後、池田さんと松島泰勝は北原さんに、北大博物館を丁寧にご説明していただきました。大変多くのことを学びました。特に先住民族同士の交流、文化比較の話が心に残りました。感謝致します。アイヌ語での大学施設の説明文の作成なども北原さんはされています。

今日は午後から北大アイヌ・先住民研究センターで行われた科研費研究会で、松島泰勝は琉球民族遺骨返還運動について報告し、アメリカ人類学会研究倫理委員会の方々との議論から多くのことを学び、米国の事例から力をえました。

九月に判決を迎える那覇地裁の情報公開請求訴訟の本質的問題、学知の植民地主義や沖縄学の起源と琉球人遺骨盗掘問題との関係、植民者としての日本人、琉球の文化的植民地化等について、zoom参加者と真摯に議論しました。

「琉球・沖縄・島嶼国及び地域の平和分科会」〈テーマ〉学知の帝国主義

2023年6月17日午後12時〜14時Zoomにて司会・討論:松島泰勝

「琉球人遺骨返還に関する情報公開請求訴訟」

Kollectアーツ法律事務所・弁護士 三宅千晶

「現在まで続く学知の植民地主義」

ニライ・カナイぬ会・仲村涼子

「琉球併合と学知の帝国主義――「沖縄学」の起源と日本のための琉球・沖縄――」

沖縄近現代史家・伊佐眞一

来月9日、下記のような「世界の遺骨返還問題と脱植民地化を考える国際シンポ」が開催されます。松島泰勝が研究分担者として参加する科研費基盤研究A研究会が主催し、ニライ・カナイぬ会が共催します。アメリカ人類学会の研究倫理委員会の研究者と、30年以上ハワイ先住民族の遺骨返還運動をされている弁護士、アヤウさんがご報告、議論をします。どうぞ皆様、ご参加ください!

松島泰勝が今年2月にハワイに行った時に出会った、与那嶺さんが、琉球人とカナカマオリの遺骨返還についての映像を撮影、編集、放送をして下さいました。

心より御礼申し上げます。東京帝国大学の小金井良精がハワイから持ち出し、今も東大が保管しているカナカマオリの遺骨返還を求めて、来月、エドワード・ハレアロア・アヤウさんが東大に行きます。現在のところ、東大はアヤウさんからの「対話」の申込みを無視をしていますが、まずは人として真摯にカナカマオリの思いを聞くべきだと強く思います。

仲村 涼子

6月4日  · 

6月6日(火)、午後1時半〜那覇地裁にて、

日本人研究者が盗掘した、琉球人遺骨の情報開示請求訴訟が行われます。

今回が結審となる可能性が高いです。

裁判終了後に説明会もあるので、ぜひ めんそーちくぃみそーり!😌

Naoko Makita

5月23日  · 

22日午後2時〜京大正門前

「琉球人遺骨返還を求める」行動

1928年〜29年、京大の人類学者金関丈夫らが沖縄今帰仁村の墓を盗掘し、持ち帰った遺骨26体が今も京大総合博物館に保管されています。遺族の許可なく墓を暴き、遺骨を盗み、返還を求める遺族の閲覧要求にも応じていません。2018年、遺族は訴訟に踏み切られました。

5年にわたる裁判で、高齢の遺族の方々が沖縄から駆けつけているのに、すぐ近くの京都地裁に、今も大学関係者は一度も出廷しません。

大学構内に遺族が来られても、職員に対応させ追い払わせ、責任ある者は絶対に出てきません。

墓を暴き、骨を盗む行為を謝ることもせず、

裁判提訴されても遺骨を返還することを拒み、遺族の前に絶対現れない。

京大の時計台前に来ると、日本軍性奴隷の被害者のおばあさんのことを思わずにはいられない。

年老いた被害女性たちが、遠い旅をして何十回とやってきた国会で、首相官邸前で、

責任ある日本政府の者は、誰も一度として現れなかった。

ほんとうにおばあさんたちが死に絶えるまで。

会うということは、被害者がいるということを認めること。被害者に会わないのは、存在を認めないということだ。どれほど居丈高に罪深いことだろう。

国会議事堂と京大時計台は似ている。

偉そうに居丈高で。

過去の罪悪を認めず、代を重ねながら今も遺族を苦しめ続ける帝国大学のシンボルだ。

sdr

Naoko Makita

5月23日  · 

22日午後2時〜京大正門前

「琉球人遺骨返還を求める」行動

1928年〜29年、京大の人類学者金関丈夫らが沖縄今帰仁村の墓を盗掘し、持ち帰った遺骨26体が今も京大総合博物館に保管されています。遺族の許可なく墓を暴き、遺骨を盗み、返還を求める遺族の閲覧要求にも応じていません。2018年、遺族は訴訟に踏み切られました。

5年にわたる裁判で、高齢の遺族の方々が沖縄から駆けつけているのに、すぐ近くの京都地裁に、今も大学関係者は一度も出廷しません。

大学構内に遺族が来られても、職員に対応させ追い払わせ、責任ある者は絶対に出てきません。

墓を暴き、骨を盗む行為を謝ることもせず、

裁判提訴されても遺骨を返還することを拒み、遺族の前に絶対現れない。

京大の時計台前に来ると、日本軍性奴隷の被害者のおばあさんのことを思わずにはいられない。

年老いた被害女性たちが、遠い旅をして何十回とやってきた国会で、首相官邸前で、

責任ある日本政府の者は、誰も一度として現れなかった。

ほんとうにおばあさんたちが死に絶えるまで。

会うということは、被害者がいるということを認めること。被害者に会わないのは、存在を認めないということだ。どれほど居丈高に罪深いことだろう。

国会議事堂と京大時計台は似ている。

偉そうに居丈高で。

過去の罪悪を認めず、代を重ねながら今も遺族を苦しめ続ける帝国大学のシンボルだ。

sdr

琉球遺骨返還請求訴訟支援 全国連絡会

5月14日  · 

琉球人遺骨返還を求める奈良県会議(共同代表) 崎浜盛喜さんからの呼びかけです。

<緊急抗議行動>

京大抗議行動にご参加を!!

5月22日(月)午後2時~京大正門(時計台)前

2月9日の第3回大阪高裁公判において、大島眞一裁判長が京大側に「京大博物館に検証のため行きたい。どのように遺骨を保管しているか見たい」と提案された。

「琉球人遺骨盗掘事件」の真相は京大博物館にある。現場検証は当然のことである。

だが、京大はこの提案を、なんと拒否した。「盗人猛々しい」「厚顔無恥」。

それ以後、3回にわたって「進行協議」が行われてきたが、合意に至っていない。弁護団からの報告がないので協議の内容は不明だが、京大が傲慢で不誠実な対応を繰り返していることは、容易に推測できる。6月に進行協議が行われ、これが最後となり「結審」「判決」になる。

京大は、2018年12月の京都地裁への提訴以来、盗んだ遺骨の返還を拒否し、裁判にも出廷せず、傲慢で、卑劣で、不誠実で無礼な、それこそ植民地主義的対応に終始してきた。

これは、琉球・沖縄人の尊厳を冒涜する悪質な差別に他ならず、絶対に許されない。                

京大は、盗んだ遺骨を即時返還せよ!

京大は、京大総合博物館の現場検証に応じよ!

京大は、裁判所に出廷し、謝罪せよ!

*一人でも多くの方々の結集を強く呼びかけます。

 京大正門前広場でスタンデイング抗議・スピーチ・ビラまき等の抗議行動を展開します。

今日の京都新聞の記事です。京大は今も樺太アイヌ(エンチウ)の遺骨58体を返還していません。また、アメリカ人類学会の研究倫理委員会によるインタビューを日本人類学会は拒否しました。京大は琉球民族の遺骨の返還も拒否しています。世界の潮流に背を向けており、学知の帝国主義をいまだに清算していません。