9月15日の沖縄タイムスに、ニライ・カナイぬ会共同代表の松島泰勝氏の論考が掲載されました。(全文)学術機関による遺骨盗掘・占有問題が、日本人を頂点とする他の先住民族に対する植民地帝国主義に基づくものであること、琉球人の葬祭文化や尊厳を侵し、先祖と子孫を断絶させる暴力であること、を鋭く指摘しています。一方で、台湾大学は、金関丈夫が盗った台湾の先住民族の遺骨をすでに返還しています。世界でも、かつての帝国が植民地から奪った先住民族の遺骨や副葬品、文化財の、現地コミュニティへの返還が進んでいます。日本はいつまで、先住民族の人権を蔑ろにし、琉球に対する植民地支配を続けるのでしょうか。

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